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新潟日報2009年4月6日
新潟市西蒲区出身で、北朝鮮による拉致の疑いが濃厚な特定失踪(しっそう)者大沢孝司さん=当時(27)=の兄昭一さん(73)と、支援団体は6日までに、7月に韓国を訪問し、脱北者らから直接、情報収集することを決めた。
訪韓は7月22日から3日間。昭一さんと「大沢孝司さんと再会を果たす会」(平岡一郎会長)会員ら約10人が新潟空港から出発。特定失踪者問題調査会の荒木和博代表の案内で脱北者らと面会し、孝司さんの写真を見せて北朝鮮で目撃したか尋ねる考え。拉致被害者へのメッセージを記したビラを北朝鮮上空から大量にまく「バルーンプロジェクト」の作業現場も訪ねる計画で、天候によってはバルーンを飛ばすことも検討する。
昭一さんは「いつまでたっても拉致問題が膠着(こうちゃく)状態。じっとしていられない。ビラには『弟よ元気か。必ず助けに行くから、体に気を付けて待っていてくれ』と書きたい」と打ち明ける。
韓国の李明博大統領が拉致問題解決へ協力姿勢を示していることから訪韓を決めた。韓国の拉致被害者家族との交流も検討中で、昭一さんは「わたしたちが行動することで、日本政府にももっと動いてもらえるようアピールしたい」と話している。
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