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>魚が同種のたまごに精液を間違いなくふりかけるのはなにをキャッチするのでしょうね。
一般的には,同種の雌が放出するフェロモン(におい)物質が
雄の放精を誘起すると考えられていますよ
>魚類の性行動とその性的可逆性−魚類の脳の両性性
>
>講師:小林 牧人 教授(国際基督教大学・理学科・生物学教室)
>セミナー講演要旨:多くの魚類では、産卵期になると雌が卵を産み、雄が卵に精子をかけるという
>産卵行動(性行動)がみられる。キンギョでは、雌の性行動(放卵)は卵巣で産生される
>プロスタグランジン(PG)によって誘起され、卵巣由来の雌性ホルモンは雌の性行動の発現に必須では
>ない。一方雄では、雌が放出するフェロモンの刺激により性行動(追尾と放精)が誘起され、精巣由来の
>雄性ホルモン(11-ケトテストステロン、KT)の存在は必須である。
http://www.sci.u-toyama.ac.jp/bio/seminar.html
>キンギョの性行動とその性的可塑性 小林牧人 家畜繁殖学雑誌 41(6): 135-142 (1995)
http://jliadb2.lin.go.jp/bunken/cgi-bin/bunken_show.pl?65918
また,バラタナゴのスニーカー雄(縄張りをもたずに侵入して放精する雄)は
雌の産卵の約2分前に放精することが知られていますが,
これはペア(縄張り雄と雌)の行動や性フェロモンなど情報によって
雌の産卵を予測しているのだと考えられていますね
>貝に托した卵をめぐる精子競争 加納 義彦
>コイ科魚類のタナゴの仲間は、ドブガイなどの生きた淡水二枚貝のえらの中に産卵するという 興味深い習性
>をもっています。貝に卵を托すことによって、他の生物にもっとも捕食されやすい卵や仔魚の時期を保護して
>もらうわけです。
>
>野外のため池で、比較的安定した縄張りをもっている大形の縄張り雄を選び、ビデオ解析をしてみたところ、
>特定の侵入雄(スニーカー雄と呼びます)がその縄張りに繰り返し侵入し放精していることがわかります。
>
>これらのスニーカー雄の放精タイミングを調べると不思議なことが起こっています。というのは、その
>タイミングが産卵直後だけでなく、雌の産卵前の2分間に集中しているからです (図2)。このような雄が
>行う雌の産卵前の放精行動を、産卵前放精(プレ-スキミング)と呼んでいます。この行動はバラタナゴだけ
>ではなく、同じように貝に産卵するタナゴの仲間のイタセンパラでも観察されています。
>
>『なぜ、スニーカー雄は雌の産卵のタイミングが予測できるのでしょうか?』。産卵後にスニーカー雄が
>放精するのは理解できるのですが、産卵の前の2分間に放精が集中しているのは何故かということです。
>
>今ここで、2つの仮説を立ててみましょう。第一に、雄の放精行動は雌の産卵を誘発させることができる。
>その結果として、スニーカー雄の産卵前放精が生じた。
>第二の仮説は、スニーカー雄がペアの行動や雌からの何らかの情報(たとえば雌の出す性フェロモンなど)
>によって産卵の時期を読み取ることができるという仮説です。
>第一の仮説が正しければ、縄張り雄も頻繁に産卵前放精を行うでしょう。縄張り雄はスニーカーがほとんど
>侵入してこないときは、有効な産卵前放精をときどき行います。しかし、スニーカー雄が頻繁に侵入してくる
>と、産卵前放精がまったく見られなくなるのです。それに比べて、スニーカー雄の産卵前放精は有効に行われ
>ます。ペアの行動とスニーカー雄の産卵前の放精行動を比較したところ、縄張り雄が雌を貝へ誘導するタイミ
>ングとスニーカー雄の放精するタイミングの間に有意な相関があり、その時間帯がちょうど産卵前の2分間に
>なっていたのです。この結果はどうも第二の仮説を支持するようです。なぜでしょうか? 縄張り雄が雌を
>貝へ誘導することは、雌の産卵が間近に迫っていることを意味し、同時に雌に対する求愛行動によって、
>スニーカー雄に対する防御力が低下するからです。
http://www.kawachi.zaq.ne.jp/dpbva000/ronbun/kaini/kaini.html
ギンブナの多くは3倍体でクローン生殖しますが,
発生を進めるための刺激のために精子が必要であるため
性フェロモンによって,
他種(ドジョウ,コイ,キンブナなど)の放精を誘起しますよ
>ギンブナ 学名(Carassius gibelio langsdorfi )
>
>実はコイツらはほとんどメス。
>関東地方ではオスの存在すら確認されていないという。
>
>それではメスだけで、どうやって子孫を残すのか
>その方法はこうだ!
>まずギンブナのメスは産卵し、フェロモンを出して
>他種の魚、ドジョウやコイのオスを騙し、放精させる。
>
>そしてギンブナの卵子に他種の魚の精子が進入!
>
>しかしながら
>お互いの核は結合せず
>卵子は精子を跳ね返す。
>この擬似受精がきっかけで
>卵子は細胞分裂が始まり、
>誕生する子供は
>母親遺伝子のみを受け継いだ
>クローンが生まれ繁殖するという。
>
>では
>なぜ、精子(雄性遺伝子)を受け付かず
>メス(雌性遺伝子)だけで繁殖するのか
>それはフナのほとんどが
>
>3倍体という
>通常より染色体の数が多いからである。
http://ameblo.jp/oldworld/entry-10035073731.html
>雄の数が極めて少なく、関東地方ではオスはほとんど見られません。日本にいるギンブナは
>ほとんどがメスです。産卵期、コイの産卵群にまじってたくさんのギンブナを見かけますが、
>これはコイのオスの精子を利用して、卵の発生のキツカケを作ってもらうためです。
>
>コイに限らず、ギンブナのメスはフェロモンを出してゲンゴロウブナやドジョウのオスにも精子を出させ、
>自分の卵に受精させます。しかし精子側の遺伝子は利用せず、キッカケのみに使用します。ギンブナの卵は
>勝手に細胞分裂を始めて、卵から生まれるのは自らのクローンだけになります。
http://homepage3.nifty.com/gasagasa/tamagawa-juku/How.to-juku/zukan/sakana/ginbuna/ginbuna.html
>③ 3倍体の発生について
>2倍体のギンブナ(正常個体)のDNA量を2Cとすると3倍体のDNA量は約3Cとなり、四倍体は約4Cとなる。
>染色体数はキンブナ2n=100、ギンブナ3n=156、4n=206である6)。3倍体の個体では卵形成
>時の第一減数分裂で3極型紡錘体が形成され、第1極体が放出されないために、最終的に出来上がる卵は
>半数化が起こらず3CのDNA量を持つ。第二減数分裂は受精後に起こり、第2極体が放出される7)。受精に
>必要な精子はウグイ、コイ、ドジョウなどの魚類のものであれば良い3)4)8)。精子は雌性側の核と融合
>しないために、雑種になることはなく、生まれてくる個体はすべてギンブナの雌となる。精子は発生を進める
>ための刺激としてのみ用いられる6)7)。
>
>3倍体ギンブナ誕生の由来
>カダヤシ科の中にもギンブナ同様の単為生殖をするものがいるが、このカダヤシ科のPoeciliopsis属の雌性
>発生は雑種発生型からの移行により導き出されるとされている。Poeciliopsis属の3倍体雌はPoeciliopsis
>monacha、P.virosa、P.lucidaの3種の雑種から生じ、P.monachaの2ゲノムとP.lucidaの1ゲノムを持つ個体
>はP.monachaの雄との交雑によって雌性発生が引き起こされ、P.virosaの2ゲノムとP.lucidaの1ゲノムを
>持つ個体はP.virosaの雄との交雑によって雌性発生が引き起こされる5)。メダカの雑種交雑実験でも雌が
>非還元卵を産むという実験結果がある12)。ギンブナも同様の方法で3倍体が誕生したとする説と12)、
>亜種による雑種起源ではないとする説がある5)。
http://www.rose.ne.jp/~mizunone/carassiusgibeliolangsdorfi.htm
>キンブナとドジョウの精子の媒精により生じた3倍体ギンブナの仔魚の染色体について
>
>仔魚の染色体数はTable2で示されるように,いづれの組み合わせより生じたものでも染色体数のモードは
>156であり,核型分析の結果はFigs.2, 3に示すように,キンブナ精子の媒精により生じた場合も,ドジョウ
>精子の媒精により生じた場合も同様に,metacentric17対の34個,submetacentric31対の62個,
>acrocentric30対の60個であった.
>
>本研究の結果より母親魚と仔魚の体染色体を比較すると,仔魚は染色体数,核型分析の結果とも雌親のそれら
>と一致し,またキンブナ精子の媒精により生じた仔魚も,ドジョウ精子の媒精により生じた仔魚も体染色体に
>はまったく違いがなく,核板中に雄親に由来する染色体を認めることはできなかった.
(動物学雑誌 81(1) pp.67-71)
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