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★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2008.12.26-3 )独自制裁で救出を−国際シンポジウム報告6

 投稿者:管理人  投稿日:2008年12月27日(土)17時18分22秒
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  中井
昨日、民主党へ韓国の李明博大統領のお兄さんが韓日議連の会長に就任という
ことで6人ほどの国会議員を連れてお越しになりました。その席で、私も日韓議
員連盟の副会長をしているものですから、韓国は方針を変えて、拉致のこと、そ
して核のことは日本と一緒の歩調をとるということをはっきり言われました。私
どもはお礼申し上げて、大至急連携をとるべきだと考えております。

もう一つ、去年、政府の拉致対策本部の予算のやりくりの中で、1億2千万円
で短波ラジオ放送をやっている。これが1週間同じ番組だ。荒木さんところは毎
日毎日中身を変えているんです。本部を呼んで、どうなっているんだと言いまし
たら、1億2千万を台湾で下請けさせている。ある団体に金を払って。その団体
が1億取って台湾へは2千万しか払っていない。その団体は高級役人のOBばっ
かり。これは何だと。そういうことに少ない6億円を使って、何かやっているな
んていうのは全く違う。僕らは直せと言っていますが、ぜひ自民党のほうも協力
して直してください。お願い申し上げます。

古屋
今、中井さんからありましたが、せっかく我々が確保した予算が正当な使われ
方をされていないのは極めて遺憾です。われわれとしてもしっかりフォローさせ
ていただくことをお約束します。

櫻井
3人の国会議員の方々がおっしゃったことは、党は違いますけれども目標とし
ての拉致問題の解決、そのためには超党派で、日本が一枚岩でなければならない
んだということもおっしゃっているんだと思います。西村さんが問題提起なさっ
たことは誠に奥が深いものであり、本来ならばこのことについて2時間でも3時
間でもかけて議論をすべきだと思うんですけれども、今日は時間がありませんの
で残念です。ここで政治家の皆さん方のメッセージを心に深く受け止めて、それ
を実現していただくように彼らを元気付けたいと思います。どうも有難うござい
ました。

さてここで、本当は政府の仕事なんですけれども、事実上政府に代わって特定
失踪者について本当にご苦労なされながら地道な調査を続けてこられました調査
会代表の荒木さんにお話をお願いします。


2-2-4 北から情報を取り、北に情報を入れる

荒木和博(特定失踪者問題調査会代表、拓殖大学教授)

今日はブラウンさんに私が言おうと思ったことをみんな話をされてしまった。
私は元々、何年か前からアメリカ頼みはだめだと言っているのですが、なかなか
皆さん、信じていただけませんで、今日ブラウンさんに言っていただいたので、
これでやっと信じていただけるのではないかと思います。

私どもは、明後日、御茶ノ水の明治大学で、私どもと守る会、難民救援基金、
RENK、NO FENCE、法律家の会合同のイベントを行います。お時間の
ある方はぜひおいでいただきたいと思っております。

先ほどの市川さんのお話の中で、お母さんの話が出ましたんですが、実はつい
先日、特定失踪者のご家族の方からメールをいただきました。お母さんが、市川
トミさんが亡くなられる前の日、11月14日に亡くなったというご連絡でござ
いました。京都の前上昌輝さんのお母さんで前上なみゑさんとおっしゃいます。

調査会ができる前、私が救う会の事務局長をやっていた頃から息子さんが拉致
をされたのではないかと、旭川でいなくなっておられて、私と一つ違いなんです
が、本当に身を粉にしてご自分でパンフレットを作って活動をしておられた方で
ございました。しばらく前から癌を患っておられるという話は聞いていたんです
が、ついこの間メールが参りまして、ご家族に連絡をとりましたら、数か月前か
らホスピスに入っておられたということでございます。

もちろん家族会の市川トミさんでもそうなんですが、やっておりまして本当に
ご家族が亡くなったという、まあ当然そういう世代の方が多いもので、直接お会
いした方でも何人も亡くなられているのですが、聞くだけで後頭部を棒で殴られ
たような気になるということがあります。これから先も恐らくそういうことが続
いていくのではないだろうかというふうに思っている次第でございまして、これ
は毎回同じことを言っていても仕方がないのですが、とにかく状況を変えていく
ということしかないというふうに思います。

具体的にどういうふうに状況を変えていくかということなんですが、若干、こ
の家族会、救う会、議連の方針と違うかもしれませんが、私自身が今実感してい
ること等も合わせてお話申し上げたいと思います。

経済制裁、これは私どももやはり同じように更に強めてやっていくべきだと、
この点に全く異存はございません。ただ、それをやって待っているということは
許されないというふうに思います。どういうふうにして情報を取るか、どういう
ふうにして相手側に情報を入れていくか、その努力をして、相手の中に手を突っ
込んで引っ掻き回していかなければ状況を変えることはできないと思っておりま
す。

ここにおられる方々の中で、恐らく私は一番直近に北朝鮮に行ってきた人間で
あると思います。11月26日に韓国からのツアーで、日帰りでございますが、
開城の土を、初めて北朝鮮の土を踏んで参りました。

行くんだから何か起きるのではないか。元々、日本では自分がもし北朝鮮に入
ろうとしたらどうなるだろうかと聞かれた時に、入れてくれないか、あるいは入
れてくれたら喜び組でも付けてくれて大歓迎してくれるのではないかと言ってお
りましたんですが、残念ながらそのどっちもございませんでした。

簡単に入れて、向こうで何のトラブルもなく、向こうの案内員ともそれこそ核
の話から拉致の話からして帰って参りました。よっぽど私は小者で相手にしても
らっていないんだなあと、後から考えると寂しい思いをした次第でございます。
この次はぜひ、この中にも関係者の方がいらっしゃると思いますので、入ったら
ぜひ捕まえていただきたいとお願いしておきたいと思います。

自分自身日帰りで行ってきただけですから、それで北朝鮮のことを分かります
とか何とかは言えませんが、少なくともそれまで北朝鮮のことを自分の研究対象
としてやってきたことと、実地に行って見たもので、ある程度ピントを合わせる
ことができたような気がいたします。それは決してあの国は強くもなんともない
ということでございます。

こっちが待っていて、向こうが出てくるのを待っている必要がない。どんどん
向こうの中に入っていって情報を取るということが必要でございます。観光で行っ
て、観光地以外の写真は一切撮ってはまかりならんと、バスの中から写真を撮っ
てもいけないと言われましたけれども、見ていたら軍事施設らしきものが見えた
りもします。行けば何かが分かる。そして話せば、向こう側のぼろが必ず出てく
る。そこをつかんでこちらから情報を入れていくということが一番近道であろう
と思っている次第でございます。

我々は韓国の基督北韓人連合と一緒にビラを飛ばしています。まあほとんど向
こうの方々がやってくださっているんですが、その活動をやっております。この
間、軍隊が大動員されて探したというのは、私たちと彼らがやっているもののビ
ラでございまして、ビラは別々なんですけれども一緒に混ぜて送っていただいて
います。韓国側のビラにも調査会の連絡先とか簡単な内容については書いてくだ
さっています。こういうものが届く。

◆ビラ、電波で風穴を開ける

開城に行って分かったんですが、ソウルから8台の観光バスを連ねて参ります。
開城の町中にも入ります。一般の人とは一切接触ができません。しかし町にはい
るんですね、一般の人が。バスの近くを通るのは、どうもヤラセらしい、いいも
のを着た人たちが通るんですが、そういう人たちは知らん顔をして通り過ぎる。

しかし、ちょっと離れた所からじーっとこっちを見ている人たちが沢山います。
去年の12月5日から丸1年間このツアーをやって、8台位の豪華なバスが毎日
あの開城の町中を、日本で言えば本当に廃墟のような町です。韓国に私が最初に
行ったのは1970年代の終わりですが、あの時よりももっと遅れた町。これが
韓国の観光客を入れてもいいと判断した町です。そこに観光客が行って、いいも
のを着た人がどんどん降りてくる。そして1日1ドルあれば1家族が1週間暮ら
せるという所でドル札をどんどん切って、ミネラルウオーター一つだって1ドル
ですから、そういうの見ていったらば、これはすぐに分かってしまう。そこへビ
ラが来る、あるいは電波が。向こうの中に風穴が開けられることは間違いござい
ません。

ついでに言えば、日本の中にも北朝鮮に行きたくてしょうがない人が沢山おら
れる。山崎拓さんもそうですし加藤紘一さんもそうでしょうし、それから民主党
の議員さんの中にもですね、そういう人はどんどん行ってもらっていいと。北朝
鮮もアホではございませんから山崎さんを信じているわけがないわけです。向こ
うに行って勝手なことを言いたいだけ言えば向こうは混乱をする。そういうこと
です。しかも山崎さんが行って帰ってきたからといってそれを信じる国民もマス
コミもいないということでございまして、ともかくやらなければいけないのは、
こちらからアクションを起こすことがどうしても必要です。

みなさん、この政府のパンフレットの一番後ろのところに北朝鮮への情報はと
いうことが書いてございます。これは最初の頃できていたパンフレットには入っ
ておりませんでした。私はさんざん嫌われても言っていたんですけれども、つい
に入れていただけた。しかし問題は政府の方針を変えなければいけない。この一
番のタイトル、「すべての拉致被害者の帰国を目指して」ということでございま
す。

拉致被害者の方々は自分で好きで行って、好きで残っているわけではないんで
す。無理矢理連れて行かれたか、騙されて入って出られなくなったんです。政府
は「救出する」と書かなければいけない。その方針にまだ到っておりません。こ
れはお役人さんの考えでは変わりません。議会の力をもってこれを変える。政府
の方針としてこれを取り返すというふうに変えていただかなければいけないと思っ
ている次第でございます。

我々特定失踪者問題調査会としたしましては、これからもあちらこちらから嫌
われながら、しかし、もう本当に時間がないわけで、この10月、11月にも拉
致の可能性の高い方、1000番台リストを合計34人発表いたしました。来週
も記者会見をしてまた何人か追加する予定でございますけれども、とにかく可能
な限りの情報は開示をして、そして本当の救出にもっていけるようにしていきた
い。

私どもに1億円いただければ間違いなく何人か引っ張り出して見せます。ただ、
まあ、私どもは去年、予算を付けていただいたんですけれども、2月13日の6
者の合意を日本政府が呑むとはけしからんと言って蹴っ飛ばしてしまったので、
そのご迷惑をここにおられる皆さんにかけているわけでございますが、とにもか
くにも自力で取り返すということをやって参りたいと思います。今後ともよろし
くお願いいたします。



(つづく)


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●救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784  http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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