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昨年のインドに引き続き、仏教王国スリランカのお墓を見に行ってきました。
随所にお釈迦様のお墓の『スツーパ』が有ります。
この『覆鉢』の形状を宝篋印塔に付けなければなりません。
付いていない宝篋印塔が殆どで失敗作なのです。
それを学習して頂く為に本物を見にスリランカへ石材店をお連れしたのです。
五重塔や三重塔の頂部に有る相輪塔にもその覆鉢が付いています、当前です、だから塔と呼ぶのです。
市民墓地へ行きますと宗派別に建てられています。
キリスト教徒はシンボルの十字架を造っています。
仏教徒はシンボルの法輪を刻んでいます、当然な事なのです。
日本ではどうでしょうか?。
〇〇家之墓と言う単なる石組で終わっていてそこに仏も荘厳さも感じません。
必ず、家宗旨に則した仏種子の揮毫こそ肝心なのです。
合わせて、家宗派のお経を書いての奉納です、般若心経書写が多いものです。
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